カブクエンジニア開発合宿に行ってきました 2018春

2018/06/15
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おはこんばんちわ、カブクの足立です。

前回から約半年、第4回目となるカブクエンジニア開発合宿に行ってきましたので、そのレポートをお送りいたします。
前回までのアンケートのフィードバックを取り入れての第4回目の開催です。

改善点1: 発表時間にタイマーを導入

発表時間は5分発表10分質疑が基本なのですが、これにタイマーを導入して管理するようになりました。
10名の発表があるので時間オーバーすると発表時間全体が大幅に長くなりダラダラなってしまうことを防ぐ目的です。(あと、ホテルにも迷惑をかけますし…)

改善点2: コンビニの導入

いつも利用させていただいているおんやど恵の真横にコンビニができたので、劇的にいろいろなことが楽になりました。
いままでは差し入れのちょっとしたお菓子を買いに行くにしても片道800mの坂をひたすら上り下りしていたのが、今回からはわずか徒歩30秒です。
我々の改善ではなく合宿環境の改善ですが、すごく便利になりました。

テーマとルール

テーマとルールは前回と変わりません。

テーマ

ちょっと先の仕事に役に立つかもしれない何かにチャレンジする
新しい技術を味見しましょう的な感じ

ルール

1: 就業時間を守る
ハッカソンみたく、夜中までガリガリやるのではなく、限られた時間で最大の成果を目指します。
参加者同士の懇親も大事にしたい。開発は18時半まで!残業無し!

2: 発表する
成果を必ず発表する。「できませんでした」も成果の一つです。
手を動かしてチャレンジするのが最も大切と考えています。
発表は資料を作っても、作らなくてもOKです。
要は聞き手に分かりやすい説明ができれば資料の有無は問いません。

3: 自由参加
自治と自由を重んじるカブクですので、参加も自由です。
個人の裁量によって参加してもらっています。

場所

神奈川県湯河原のおんやど恵さんです。

全4回、ずっと同じ場所です。
開発環境、アクセス、ロケーション、柔軟性、ご飯、温泉、ホスピタリティもろもろ満足度高いです。
さらには旅館の真横にコンビニができて利便性が飛躍的に向上しました。
4回目ともなると、従業員の方々とも顔見知りな感じになり、設備もだいたい把握できているので、アットホーム感があります。
開発環境のセットアップや発表環境、撤収までいつもの仕事場のように流れるように作業できます。
※合宿としてこれでいいのか?w

スケジュール

今回の合宿のスケジュールはこんな感じ。4回目なので大枠固まったスケジュールです。
となりにコンビニができたのでランチ弁当(あまり美味しくなかったし)の支給はやめて、自分のタイミングで調達してもらうことにしました。

06月12日
10:50 / ホテルに集合(※勝手に来てください)
11:00 – 18:00 / オリエン、ランチ、開発
18:00 – 18:30 / 翌日の発表順決め、部屋割り決め、部屋へ移動
18:30 – 20:30 / 夕食
20:30 – / Free(おふろ、懇親会)

06月13日
08:00 – 08:30 / 朝食
09:00 – 12:00 / 開発
12:00 – 15:00 / ランチ、発表(聴講者はランチを食べながら)
15:00 – / チェックアウト

今回は参加者10名(一人オンライン)で、発表時間が150分。
1人発表5分で質疑応答は10分。前回と違い、盛り上がってもこの時間で切ります。
全員ほとんど違うテーマの技術に取り組んでいて、それが10個、それぞれ5分でダイジェストを聞くことができるのは本当に楽しくてイイですね。
知らなかった技術に沢山出会える場。
これがカブクの開発合宿の一番の醍醐味です。

フォトレポート

集合場所はホテルですが…


ほとんどの人が同じ電車になるので、待ち合わせたわけでもなく、JR湯河原駅から一緒に歩いてホテルまで移動。
毎回、天気と気候に恵まれるので、徒歩移動が気持ち良いです。


相変わらず、川沿いは気持ち良い。


6月3日からアユ釣り解禁です。1日漁業権(800円ぐらい)を買えば気軽に楽しめそう。

ホテルに到着


ホテルに到着ッ!


まいどおなじみのアングルでも1枚。

開発スタート!


4回目ともなるとセットアップは一瞬です。ササッと準備して、ソッコーで開発開始です!


と思いきや、程よい運動のせいか、まだ12時にもなっていないのにみんなお腹が空いて、駅で買ってきた駅弁を貪り始めるw
約一名、道中でもっとよいお弁当が買えると賭けた人がどん兵衛を食べてます。彼の心にはきっとハンチョウが住んでいるに違いない。

一日目終了


恒例の部屋割りアミダクジで、明日の発表順と部屋割りを決めます。

オンラインの彼も真剣にアミダに参加です

夕食です


残業禁止合宿なので、夕食のタイミングから各々好きなものを飲み、お食事を楽しみます。


夕食後は温泉に入ったり、部屋で雑談。

Day2


2日目、みんなで朝食からスタートです。これも恒例。旅館の朝ごはんってなんでこんなに美味しいんでしょう。今日も一日がんばるぞい!

最後の追い込み


朝食後9時から12時までの3時間が最後の追い込みです。
ひたすら、集中です。最後までやりきります。

発表

いよいよ発表です。
発表5分、質疑応答10分で一人15分です。


今回もご飯(お弁当)を食べながらというスタイル。
みなさん発表中もバンバン質問する好奇心の化身。

ステンシルバッファでCSG表現


CSG的な3DCG表現処理をいにしえの秘伝の書を紐解いて実装してみた。

Storybook for Web Components


あれ?タイトルw

強化学習とOpenAI Gym


※Kenichi Takahashi撮影
こっちがエージェントで、こっちが環境です。

Go to WebAssembly


Golangで実装している三次元処理の一部をブラウザ上で動かせないかなぁ…デキターッ!

Tweet分類機作ってみた


ベイズやらdoc2vec、word2vecなどをいろいろ試して、Tweetのポジ・ネガ分類をやってみました。

OpenAPIをもっと便利に使う


OpenAPIのspecファイルからハンドラーへのRouterを自動生成してみる。これ欲しかった!

Jenkins Xと友達(ダチ)になる


プロジェクトを作るたびにJenkinsのセットアップが面倒なのでJenkins Xを試してみよっかな。

CSS Houdiniなかなかいいよ


CSSの機能をJSで拡張できるようになるらしいので、ちょっと試してみたら、なかなかいい感じ。

Apache Airflowを使ってワークフロー制御


Dataflowを使っていますが、もうちょっと柔軟性の高いタスク管理の仕組みを味見。
発表者がいないように見えますが、右下のMacがそれ(オンライン参加)です。

機械学習を用いた異常予知


時系列データをLSTMでモデル化してEncoder/Decoderを組合せてみるとか。いろいろ試してみた。

おわりに

4回とも同じ会場なので、ちょっと外部刺激が少なくなってきた感があるのですが、取り組むテーマは毎回新しく、集中して新しい技術に取り組み開発して(ちゃんと手を動かして)、みんなでワイワイ議論できるのは、ただただ楽しいですね。

改善点

今回の参加者アンケートから、次の改善点は次のような感じです。
※常に仕組みや規則をデバッグしながらより良い形にしていくのがカブクの文化

  • 最初の昼ごはんは駅弁を購入するのが正解
  • フルーツ牛乳が飲みたかった
  • 富士五湖でキャンプしたい
  • もっと開発時間がほしいので2泊3日以上もあり
  • 作業時間を増やすために定時終了の制限を外してみたい
  • 場所については刺激が減ってきましたね
  • チームでわいわい何かを作るというのもやってみたい

では、また半年後。

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